
仕事などで英語の必要性に迫られている方も多いでしょう。しかし、いざ英語学習するとなると、右も左も分からないのではありませんか。そこでこの記事では、英語学習に必要な勉強時間について解説します。時間別におすすめの英語の勉強方法や最短で学ぶための方法も紹介するので、ぜひじっくり読んでみてください。
英語を習得するには最大3,000時間必要
英語を取得するために必要な勉強時間を調べようとすると、さまざまな情報が出てくるでしょう。3,000時間とする情報や2,200時間とする情報、なかには1,000時間でよいとする情報もあります。
ちなみに、米国の外交をつかさどる国務省には「Foreign Service Institute (FSI)」という語学研修機関によると、スピーキングとリスニングの一般的な専門能力を身につけるためには約3,000時間が必要とのことです。ここで気になるのが、一般的な専門能力でしょう。
そもそも英語学習するにあたり、どこまでのものを求めるかは人それぞれです。日常会話程度でOKという方もいれば、仕事でも使えるような本格的な英語学習を求める人もいます。FSIのいう一般的な専門能力とは、仕事で英語を使う上で困らないレベルです。
つまり、仕事で使える英語を学習するためには、約3,000時間が必要ということ。3,000時間は、途方もない時間といってもよいかもしれません。1日2時間学習したとしても4年以上かかる計算です。1日3時間の学習でも、3年弱かかるでしょう。そこで注目したいのが、勉強時間を確保するコツです。
スキマ時間を有効活用しよう
膨大な時間を使って勉強するのであれば、時間の使い方を覚えなければなりません。比較的時間を自由に使える学生であれば、たくさん勉強できるかもしれません。しかし、仕事をしている社会人であれば、勉強時間の確保も大変です。そこで使ってほしいのがスキマ時間です。
たとえば、電車通勤しているなら、その通勤中に勉強してみてはいかがでしょうか。片道40分であれば、往復で1日80分も勉強できます。食事の時間やアポイントの待ち時間の活用もおすすめです。
スキマ時間を使っての勉強でおすすめしたいのが、電子書籍です。テキストだと持ち運びにも苦労しますが、スマホまたはタブレットであれば普段どおりの持ち物で対応できるでしょう。
時間別におすすめの英語の勉強方法
ここでは、時間別のおすすめの英語の勉強方法を紹介します。より効率的に勉強したい方は必見です。
午前中の勉強方法
午前中は思考力・集中力が高まるため、難しい作業や集中力がいる作業に適しているとされています。したがって、難しい英語学習に取り組むのに適しているのです。苦手分野の勉強をしてみてはいかがでしょうか。とくにおすすめなのが、起床してから約3時間後です。
6時に起床したのであれば9時くらいでしょう。人は起床してから約3時間後に最も脳が活性化するとされています。ただ、午前中の学習は睡眠不足にも左右されやすいので、午前中に勉強する日は少しでも早く寝ましょう。
午後の勉強方法
実は午後の時間帯は勉強に適していません。起床から8時間前後で人間の脳が働きにくくなることが分かっているのです。したがって、苦手な教科の勉強などには向いていないので、午前中に行った勉強の反省点や答え合わせなどをするのがおすすめです。
また、午後の時間はあえて脳を休ませることを意識し、昼寝するなどしてリフレッシュ時間に当てるのもよいでしょう。
夜の勉強方法
人は就寝前の記憶が脳に定着しやすいとされているため、暗記するのに適しています。したがって、重要な英単語の学習に当てるのがよいでしょう。また、睡眠時間が近づくにつれ、やる気が出やすくなるとされています。比較的難易度の高い問題に取り組むのもおすすめです。
最短で英語を学ぶにはどうしたらよい?
英語の学習には約3,000時間かかるとされていますが、人によっては2,000時間や1,000時間でも、英語は身についています。そこでここでは、最短で英語を学ぶ方法を紹介しましょう。
ゴールを設定する
明確なゴールを設定しないと、ダラダラと非効率な勉強になりがちです。したがって、TOEICの点数などを目標に設定し、実際に受けてみるのもよいでしょう。目標によって最適な勉強内容が変わってくる点にも注目です。目標がないと、勉強内容もバラバラになってしまいます。
基礎部分は短期集中で
英語学習するにあたり、基礎の部分は極めて重要です。中学英語や高校英語については、確実に把握しておきたいところなので、まずはそちらを短期集中で頭に叩き込みましょう。基礎的な英語については、3か月から半年に集中させましょう。それ以上長くすると、習得まで時間がかかり挫折しやすくなります。
英語塾を利用する
ひとりで勉強すると挫折しやすくなります。そこで英語塾の利用を検討しましょう。最近では、マンツーマンで対応してくれるところも増えており、あなたに合わせたオーダーメイド学習を提案してくれるところも増えてきました。英語塾を利用することで、挫折する可能性も減るのでぜひ活用してみてください。
まとめ
英語学習に必要な勉強時間を紹介しました。アメリカに専門機関によると約3,000時間が必要とのことですが、すでに中学校や高校でも学習しているので、基礎がしっかりとしている方であれば2,000時間や1,000時間でも対応できるでしょう。
ただ、社会人だと使える時間も限られるので、スキマ時間の有効活用がおすすめです。また、ひとりで学習していると挫折しやすいので、英語塾の利用も検討しましょう。
東京でおすすめの英語塾7選比較表
イメージ | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
塾名 | LACOMS(ラコムス) | JPREP 斉藤塾 | 鉄緑会 | トリプレット | 平岡塾 | キャタル | TOMAS |
特徴 | レベル別無学年制の英語専門塾 | 少人数指導にこだわっている | 居残り指導もいとわない | 英語以外の成績アップも見込める | 英語力に応じたクラス分け | ひとりひとりのレベルに合った個別のカリキュラム | 担任制で責任を管理 |
入会金 | 3万3,000円(税込) | 記載なし | 記載なし | 3万3,000円(税込) | 3万円(税込) | 渋谷校 2万7,500円(税込) | 記載なし |
料金 | ※月謝制 ・スタンダードプラン(月4コマ) 2万7,500円(税込)/月 ・スタンダード・プラスプラン(月6コマ) 3万8,500円(税込)/月 ・ファーストプラン(月8コマ) 4万9,500円(税込) | 記載なし | 記載なし | 【自立学習コース(定員8名)】 ・12時間(週6回) 5万7,200円(税込) ・10時間(週5回) 5万1,150円(税込) ・8時間(週4回) 4万5,100円(税込) 【徹底指導コース(定員6名)】 ・12時間(週6回) 8万2,500円(税込) ・10時間(週5回) 7万1,500円(税込) ・8時間(週4回) 6万500円(税込) など | ・中1~高2 1万9,000円(税込)/月 ・高3大学入試特別対策クラス 2万4,000円(税込)/月 | 渋谷校 ・受講料 5万2,800円(税込)/月 ・システム管理費 3,666円(税込)/月 | 要問い合わせ |
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